未分類

第二種電気工事士の技能試験に最低限必要な工具リストと節約購入方法

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。紹介する工具は筆者が実際に使用・検証したものに限定しています。

技能試験に必要な工具は最低6種類。合計金額は約8,000〜15,000円で揃います。セット購入か単品購入かで、最大5,000円以上の差が出ます。

2026年版|最低限必要な工具は6種類だけ

電気技術者試験センター(公式)が公表している持ち込み可能な工具リストは多岐にわたります。ただし、実際に試験で使う工具は限られています。

18年の経験から言うと、技能試験で本当に使うのは以下の6種類だけです。

工具名 用途 目安価格
ワイヤーストリッパー 電線の被覆を剥く 2,500〜4,000円
ペンチ 電線の切断・曲げ 800〜1,500円
ドライバー(プラス) ネジの締め付け 500〜1,000円
ドライバー(マイナス) 差込型コネクタの解除 500〜800円
電工ナイフ(またはVVFストリッパー) シース(外皮)の剥き取り 1,000〜3,000円
圧着ペンチ リングスリーブの圧着 2,500〜5,000円

合計で最安約7,800円から揃えられます。工具の選び方次第で、試験本番のスピードが大きく変わります。

各工具の選び方と注意点

ワイヤーストリッパーは試験の合否を左右する

実際に私が現場で最初に覚えたのが、ストリッパーの重要性です。

試験時間は40分です。電工ナイフで被覆を剥くと1本あたり約15〜20秒かかります。ワイヤーストリッパーなら3〜5秒です。

試験で電線を剥く回数は候補問題によって異なりますが、平均で10〜20回前後です。単純計算で最大250秒(約4分)の差が出ます。

おすすめはホーザン(HOZAN)のP-958。価格は約3,500〜4,000円です。1.6mm・2.0mm・2.6mmの3サイズに対応しています。VVFケーブルのシース剥きも同時にできます。試験用工具の定番中の定番です。

安価な代替品(1,500円前後)も存在します。ただし、刃のズレやサイズ対応が不安定なものが多いです。P-958の1択を強くすすめます。

圧着ペンチは「試験用」を選ぶこと

圧着ペンチには複数の種類があります。試験で使うのはリングスリーブ用(小・中・大)に対応したものだけです。

間違えて「裸圧着端子用」を購入してしまう受験者が毎年います。使用できる圧着ペンチにはJIS規格マーク(黄色のグリップ)が必要です。これを満たさないものは欠陥判定になります。

第二種電気工事士技能試験の欠陥判定一覧を事前に確認しておくと、道具選びのミスを防げます。

おすすめはマーベル(MARVEL)のMH-17またはホーザンのP-737です。価格は3,000〜4,500円が相場です。

ドライバーは「電工用」サイズを選ぶ

家庭にある普通のドライバーでも試験は受けられます。ただし、コンセントや器具のネジに合わない場合があります。

プラスドライバーはNo.2(軸径6mm前後)が基本です。マイナスドライバーは幅5〜6mmを選びます。差込型コネクタの解除に使うためです。

ホームセンターで500〜800円で購入できます。試験のためだけに高額品は不要です。

セット購入 vs 単品購入|どちらが安いか比較

工具は「セット」か「単品バラ買い」か、迷う方が多いです。結論から言います。

練習時間が少ない方・工具選びに自信がない方はセット購入が正解です。

購入方法 総額目安 メリット デメリット
セット購入 10,000〜15,000円 選ぶ手間なし・揃える失敗なし 不要な工具が入る場合あり
単品バラ買い 7,800〜12,000円 最安値で揃えられる 選定ミスのリスクあり

セット品の代表格はホーザンの「DK-28」です。定価は約15,000円ですが、Amazonや楽天では12,000〜13,500円前後で購入できます。

単品で揃える場合の最安構成は以下の通りです。

  • P-958(ストリッパー):約3,500円
  • 圧着ペンチ(MH-17):約3,000円
  • ペンチ:約800円
  • プラスドライバー:約600円
  • マイナスドライバー:約500円
  • 電工ナイフ:約1,000円
  • 合計:約9,400円

セット品と比較すると約3,000〜4,000円の節約になります。ただし、電工ナイフの代わりにVVFストリッパー内蔵のP-958を使えば、電工ナイフは不要です。実質5種類で受験できます。

「あると便利」だが試験には不要な工具

以下の工具はよく紹介されますが、試験の合格だけを目指すなら不要です。

電動工具・インパクトドライバー

現場では必須ですが、技能試験には持ち込み禁止です。購入不要です。

スケール(メジャー)

電線の寸法確認に使えます。ただし、練習を重ねると目視で長さが判断できるようになります。試験への影響は小さいです。

ケーブルカッター

VVF2.6mm以上の太い電線を切るときに便利です。試験ではほぼ1.6mmと2.0mmしか出ません。ペンチで十分です。

18年の現場経験から言うと、試験と実務では使う工具が大きく違います。試験のためだけに工具を揃えるのが最も費用対効果が高いです。

工具を安く購入する3つの方法

①Amazon・楽天のポイント還元を活用する

Amazonのタイムセール・楽天スーパーSALEを利用すると、定価の15〜20%オフで購入できます。試験申込直後(4月・10月前後)が狙い目です。

楽天カードでの購入なら、さらに3〜5%のポイント還元が受けられます。1万円の工具なら300〜500円分が戻ります。

②メルカリ・ヤフオクで中古品を購入する

毎年多くの合格者が試験後に工具を出品します。状態が良いものが多いです。P-958の中古品は2,000〜2,500円で見つかります。新品比で約35〜40%の節約になります。

ただし、圧着ペンチは刃のへたりを確認しにくいです。圧着ペンチだけは新品購入をすすめます。

③友人・職場の電気工事士から借りる

知人に電気工事士がいる場合、練習用として工具を借りることができます。ただし、試験当日は自分の工具が必要です。

試験会場への工具持ち込みルールは第二種電気工事士試験の概要2026年版で詳細を確認できます。

工具の練習方法と候補問題との関係

工具を揃えたら、すぐに練習を開始してください。試験対策の練習は最低2〜3週間・各候補問題を2〜3回繰り返すのが目安です。

2026年度の技能試験は13問の候補問題から出題されます。2026年度第二種電気工事士技能試験候補問題の全解説と施工手順を参考に、各問題で使う工具の動きを体に染み込ませてください。

実際に私が現場で新人を指導したとき、最初の1週間はストリッパーの使い方だけを反復させました。工具の扱いに慣れるだけで、施工スピードが1.5〜2倍になります。試験時間40分のうち、工具操作の習熟度で10分以上の差が生まれます。

試験当日の工具持参チェックリスト

当日の忘れ物は致命的です。以下のリストを印刷して使ってください。

  • ☐ ワイヤーストリッパー(P-958推奨)
  • ☐ 圧着ペンチ(JISマーク付き・黄色グリップ)
  • ☐ ペンチ
  • ☐ プラスドライバー(No.2)
  • ☐ マイナスドライバー(幅5〜6mm)
  • ☐ 電工ナイフ(P-958使用の場合は不要)
  • ☐ メジャー(任意)
  • ☐ 筆記用具
  • ☐ 受験票・写真票

工具はケースや袋にまとめておくと、試験会場での準備がスムーズです。試験監督からの指示が出るまで工具を出さないようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 工具セットを買うべきか、バラで揃えるべきか?

A. 初めて受験する方・工具の知識がない方はセット購入が安全です。ホーザンのDK-28(約12,000〜13,500円)が最もミスがありません。工具に詳しい方や節約したい方は単品購入で約9,000〜10,000円に抑えられます。

Q. 電工ナイフは絶対に必要ですか?

A. ホーザンP-958のようなVVFストリッパー内蔵のワイヤーストリッパーを使う場合は不要です。電工ナイフは主にシース(外皮)を剥くために使いますが、P-958で代替できます。電工ナイフを使う場合は刃の取り扱いに注意が必要です。

Q. 圧着ペンチに「JISマーク」がないとどうなりますか?

A. リングスリーブの圧着が正しく行われず、欠陥判定を受ける可能性があります。圧着ペンチは必ず「黄色のグリップ」で「JIS C 9711」準拠と明記されたものを選んでください。試験センターの規定に基づく重大欠陥になる場合があります。

Q. 中古工具は試験に使えますか?

A. ワイヤーストリッパー・ペンチ・ドライバーは中古でも問題ありません。ただし圧着ペンチは刃のへたりが判断しにくいため、新品購入を強くすすめます。圧着不良は試験の欠陥判定に直結します。

Q. 試験後、工具は仕事でも使えますか?

A. ワイヤーストリッパー・圧着ペンチ・ペンチはそのまま現場でも使えます。ただし現場では追加でスケール・電動ドライバー・ニッパー・テスターなども必要になります。試験用工具は現場のスタート地点として活用できます。第二種電気工事士の資格で就ける仕事の詳細は第二種電気工事士の資格で就ける仕事の種類と職場の違いで確認できます。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

-未分類

📋 サイトマップ | 🏠 トップ