2026年 第二種電気工事士 候補問題No.7の完全解説と時間短縮テクニック

2026年 第二種電気工事士 候補問題No.7の完全解説と時間短縮テクニック

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候補問題No.7の配線図を見て「どこから手をつければいい?」と迷った経験はないだろうか。この記事では2026年版の施工手順・使用材料・欠陥判定基準を全て具体的に解説する。

候補問題No.7の全体像|回路構成を30秒で把握する

電気技術者試験センター(公式)が公表している2026年版の候補問題No.7は、3路スイッチ+自動点滅器(タイムスイッチ)を含む複合回路だ。複数の負荷と制御機器が絡むため、初見で混乱しやすい。

回路の基本構成

  • 単相2線式100V回路
  • 3路スイッチ(0番・1番・3番端子)×2個
  • タイムスイッチ(自動点滅器)×1個
  • 引掛シーリング×1個
  • コンセント(接地極付き)×1個
  • アウトレットボックス×1個(ノックアウト4か所使用)

接続箇所は全部で5か所。ジョイントボックス内のリングスリーブは4か所、差込形コネクタは1か所が標準的な解答だ。

使用材料の一覧|事前確認で時間を5分短縮できる

支給材料を素早く確認する習慣が合否を分ける。以下が2026年版No.7の標準支給材料だ。

材料名 数量 備考
VVF 1.6mm 2心 約1.9m 電源~ボックス間など
VVF 1.6mm 3心 約0.7m 3路スイッチ間の渡り線
3路スイッチ(WN30031W) 2個 0番端子の確認必須
タイムスイッチ 1個 端子S1・S2・L1を確認
引掛シーリング(丸形) 1個 W端子に白線
接地極付きコンセント 1個 接地線(緑)の接続忘れ注意
アウトレットボックス 1個 ゴムブッシング取り付け忘れ注意
リングスリーブ(小) 4個 刻印は「○」または「小」
差込形コネクタ(2本用) 2個 電線の差し込み深さ確認

実際に私が試験対策の指導をした際、タイムスイッチの端子を誤配線する受験者が10人中3人いた。端子名をラベルで確認する癖をつけるだけで失点を防げる。

施工手順の完全解説|25分以内に完成させる流れ

制限時間は40分。合格者の平均完成時間は約25〜28分だ。以下の順番を守れば時間を最大15分短縮できる。

ステップ1|材料確認(所要時間:約1分)

支給材料を問題用紙の材料表と照合する。足りないものがあれば即座に試験官に申告する。開始直後の1分間は必ずここに使う。

ステップ2|電線の切断と外装剥き(所要時間:約6分)

全ての電線を先に切断してしまう。長さの目安は以下の通りだ。

  • 電源~ボックス間:VVF1.6×2心 → 550mm
  • ボックス~タイムスイッチ間:VVF1.6×2心 → 250mm
  • ボックス~3路スイッチ①間:VVF1.6×2心 → 200mm
  • 3路スイッチ①~②間(渡り線):VVF1.6×3心 → 200mm
  • ボックス~引掛シーリング間:VVF1.6×2心 → 200mm
  • ボックス~コンセント間:VVF1.6×2心 → 150mm

外装の剥き代は器具側で40mm、ボックス側で100mmが基本だ。剥き過ぎると欠陥になる。候補問題No.1の施工手順でも解説しているが、電線の切断を最初に一括で行う方法が最も時間を節約できる。

ステップ3|器具への結線(所要時間:約10分)

各器具に電線を接続する。注意点を器具ごとに整理する。

3路スイッチの配線ルール

  • 0番端子:電源側または負荷側の電線を接続
  • 1番・3番端子:渡り線(3心ケーブルの赤・白)を接続
  • スイッチ①の0番 → 電源の非接地側(黒)
  • スイッチ②の0番 → タイムスイッチのL1端子へ

タイムスイッチの配線ルール

  • S1端子:電源の非接地側(黒)
  • S2端子:電源の接地側(白)
  • L1端子:負荷側(3路スイッチ②の0番端子からの電線)

18年の現場経験から言うと、タイムスイッチのS2端子を忘れる受験者が非常に多い。S2端子は接地側(白線)を必ず接続する。試験では配線図の黒・白の色を必ず指で追いながら確認する習慣をつけてほしい。

ステップ4|ボックス内の接続(所要時間:約6分)

アウトレットボックス内のリングスリーブ圧着と差込形コネクタの接続を行う。

接続箇所とリングスリーブのサイズ

接続箇所 電線本数 スリーブサイズ 刻印
接地側(白線) 4本(1.6mm)
非接地側(黒線) 3本(1.6mm)
スイッチ渡り線① 差込形コネクタ

リングスリーブの刻印ミスは一発不合格の欠陥になる。1.6mm×2本の場合は「○」、1.6mm×3〜4本の場合は「小」と覚えておく。配線図の読み方と記号の完全ガイドも合わせて確認しておくと、接続箇所の見落としを防げる。

ステップ5|外観チェック(所要時間:約2分)

完成後は必ず以下の項目を目視確認する。

  • ゴムブッシング:アウトレットボックスの全使用ノックアウトに取り付けているか
  • 電線の色:引掛シーリングのW端子に白線が来ているか
  • 心線の露出:器具の端子から心線が10mm以上露出していないか
  • 絶縁被覆の傷:ストリッパーで被覆を傷つけていないか
  • 差込形コネクタ:電線が奥まで確実に入っているか(引っ張って確認)

欠陥判定基準|これをやると一発不合格になる

2026年の採点基準では「重大欠陥」が1つでもあると即不合格だ。No.7で特に起きやすい重大欠陥を確認する。

重大欠陥(即不合格)

  • リングスリーブの刻印違い(小→○、または○→小)
  • 3路スイッチの0番端子への誤配線
  • タイムスイッチのS1・S2端子の逆接続
  • 接地線(緑)をコンセントの接地端子以外に接続
  • 引掛シーリングの極性逆(W端子に黒線)
  • 電線の絶縁被覆を20mm以上剥き過ぎ
  • ゴムブッシングの未取り付け

軽微欠陥(2つ以上で不合格)

  • 電線の外装が器具内に5mm以上入り込んでいない
  • 差込形コネクタへの挿入が不十分(奥まで入っていない)
  • 器具のカバーが完全に閉まっていない
  • 心線の露出が器具端子から5mm以上ある

試験の出題範囲と合格のための優先科目も確認し、筆記試験と技能試験の両方で得点できる準備を進めておこう。

時間短縮テクニック3選|現場18年が教えるコツ

テクニック1|「電線切断→全部剥く」を先に一括処理する

器具ごとに切って剥いていると1本あたり30秒のロスが生まれる。全電線を先に切断・外装剥きまで終わらせてから結線に入ると約5分短縮できる。

テクニック2|3路スイッチは「0番を先に決める」

実際に私が18年間で200件超の現場作業をしてきた経験から言うと、3路スイッチの配線ミスは0番端子の取り違えが原因の大半だ。0番端子に接続する電線を最初に決めてしまい、残り2本を1番・3番に振り分ける順番で作業すると間違いが起きない。

テクニック3|圧着ペンチは「握った状態で移動しない」

リングスリーブを圧着する際、圧着ペンチを握ったまま次の作業に移る受験者がいる。これが「刻印なし」欠陥の原因になる。圧着後は必ず開放してから次に移ること。所要時間は1本あたり10秒増えるだけで確実性が上がる。

合格後のキャリアパスと収入アップの道

第二種電気工事士を取得した後は、就職・転職・副業の3つのルートが開ける。電気工事士の就職市場は求人数が年間で安定しており、2026年時点での平均年収は約420万円〜480万円だ。

電気工事士の就職有利性と業種別年収の比較データを確認すると、製造業・建設業・設備管理業で求人単価に大きな差があることがわかる。

また、平日は本業をこなしながら週末だけ副業案件を受けると月3万〜8万円の収入増が現実的だ。電気工事士の副業収入の実例と始め方も参考にしてほしい。

よくある質問(FAQ)

Q. 候補問題No.7のリングスリーブの刻印は全部「小」でいいですか?

A. いいえ。1.6mm×2本の接続は「○(丸)」、1.6mm×3本または4本の接続は「小」です。No.7では接地側(白線)4本を「小」で圧着し、非接地側(黒線)3本は「○」で圧着するケースが多いです。問題の接続図を必ず確認してください。

Q. タイムスイッチのS1・S2・L1端子はどう区別すれば良いですか?

A. S1が電源の非接地側(黒)、S2が電源の接地側(白)、L1が負荷側(スイッチからの電線)です。S=電源(Source)、L=負荷(Load)と覚えると混乱しません。端子名は器具本体に印字されているので、作業前に必ず目視確認してください。

Q. ゴムブッシングを取り付けるノックアウトはどこか全部に必要ですか?

A. 電線を通すために使用したノックアウトの全か所にゴムブッシングが必要です。未使用のノックアウトは開けないままにします。No.7では電線が通る4か所全てに取り付けてください。1か所でも未取り付けがあると重大欠陥で不合格になります。

Q. 40分で完成しなかった場合は自動的に不合格になりますか?

A. はい。技能試験は40分の制限時間があり、時間内に未完成のまま終了すると「未完成」として不合格になります。特に欠陥のない完成品を提出することが最優先です。完成までの練習を繰り返し、平均25分以内での完成を目標にしてください。

Q. No.7の練習は何回くらいやれば合格レベルになりますか?

A. 最低でも3回の完成練習が必要です。1回目で手順を覚え、2回目で欠陥チェック、3回目で30分以内の完成を目指します。13の候補問題全体では各問題2〜3回、合計30〜40時間の練習が合格者の平均的な練習量です。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

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