
第二種電気工事士の技能試験に必要な工具は13種類。このページで全工具と選び方のポイントを一気に確認できます。
技能試験で使う工具 完全一覧(2026年版)
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技能試験は持ち込み工具が自由です。ただし「必須工具」と「あると便利な工具」に分かれます。まず全体像を掴みましょう。
必須工具(これがないと作業できない)
| 工具名 | 用途 | 目安価格 |
|---|---|---|
| 電工ナイフ | ケーブルシース・絶縁被覆の切り込み | 800〜1,500円 |
| ペンチ | 電線の切断・折り曲げ | 1,000〜3,000円 |
| プラスドライバー(No.2) | コンセント・スイッチのネジ締め | 500〜1,500円 |
| マイナスドライバー(5.5mm) | 端子台のネジ締め・引き抜き | 500〜1,500円 |
| ウォーターポンプフライヤー | ロックナットの締め付け | 1,000〜3,000円 |
| VVFストリッパー | VVFケーブルの被覆剥き | 3,000〜6,000円 |
| 圧着工具(リングスリーブ用) | リングスリーブの圧着接続 | 3,000〜8,000円 |
あると大幅に時短できる工具
| 工具名 | メリット | 目安価格 |
|---|---|---|
| ケーブルストリッパー(自動) | 片手で被覆が剥ける。20〜30秒短縮 | 5,000〜12,000円 |
| 電工用メジャー(スケール) | 寸法誤差を防ぐ。欠陥防止に直結 | 600〜1,500円 |
| ホーザン P-958(合格ストリッパー) | VVF1.6・2.0・3芯に対応。受験者の定番 | 約5,500円 |
| 電工用ハサミ | 絶縁テープ・結束バンドの切断 | 1,000〜2,500円 |
| ニッパー | 細い電線・結束バンドの切断 | 800〜2,000円 |
| 工具ポーチ・バッグ | 試験中に工具を素早く取り出せる | 1,000〜3,000円 |
工具ごとの選び方と注意点
VVFストリッパー:試験の合否を左右する最重要工具
被覆剥きに最も時間を使います。手動の電工ナイフで作業した場合、1本の処理に約40秒かかります。ホーザン P-958(合格ストリッパー)なら約10秒。試験時間は40分。差は明確です。
選ぶポイントは3つ。
- VVF 1.6mm・2.0mmの両方に対応しているか
- 3芯(3C)にも使えるか
- シース・絶縁被覆の両方を剥けるか
ホーザン P-958はこの3条件を全て満たします。受験者の約7割が使用していると言われるほど支持されています。
圧着工具:JIS規格対応品でないと欠陥になる
リングスリーブの圧着には必ずJIS C 9711規格の工具を使います。規格外の圧着工具を使うと刻印が正しく入らず、欠陥(不合格)になります。
工具のグリップ色で確認できます。
- 黄色グリップ:小・中・大スリーブに対応(試験には黄色で十分)
- 赤色グリップ:太い電線(14mm²以上)向け。試験では不要
試験で使うのは「小・中」の2サイズがほとんどです。安価な黄色グリップで問題ありません。相場は3,500〜5,000円。
ドライバー:軸が長いと狭い場所でも使いやすい
試験で使うのはプラスNo.2が主体。軸長が150mm以上のものを選びます。短すぎると力が入らず、ネジ締めに時間がかかります。
端子台のネジ操作にはマイナス5.5mmが必要です。頭が平らで刃幅がピッタリ合うものを選びましょう。刃幅が合わないとネジを舐めます。
ウォーターポンプフライヤー:口幅40mm以上を選ぶ
試験ではアウトレットボックスのロックナット締めで使います。口幅が狭いとナットを掴めません。口幅40mm以上の製品を選んでください。
KTC・KNIPEX・TONEなど国産・欧州ブランドが信頼性高いです。1,500〜2,500円の価格帯で十分な品質が得られます。
工具セットと単品購入、どちらがお得か
📖 参考書・テキスト
工具セットが向いている人
工具を一切持っていない人には工具セットが合理的です。ホーザンの「DK-28」は試験に必要な工具が全て入ります。価格は約16,000〜19,000円。単品でバラ買いすると合計20,000〜25,000円になることも多いです。セットの方が4,000〜6,000円安くなるケースが多いです。
代表的なセット商品を確認してみましょう。
| セット名 | 内容点数 | 価格帯 |
|---|---|---|
| ホーザン DK-28 | 10点 | 16,000〜19,000円 |
| ホーザン DK-29 | 11点(合格クリップ付き) | 18,000〜22,000円 |
| デンサン 工具セット | 8〜10点 | 14,000〜18,000円 |
単品購入が向いている人
既にドライバーやペンチを持っている人は単品で補うのが賢明です。追加で買うべき工具は次の3つだけになることがほとんどです。
- VVFストリッパー(P-958):約5,500円
- 圧着工具(黄グリップ):約4,000円
- ウォーターポンプフライヤー:約1,500円
合計約11,000円で揃います。セットより5,000〜8,000円安く済む可能性があります。
試験当日に持っていくものチェックリスト
工具を揃えただけでは安心できません。当日の持ち物を確認しておきましょう。
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| 受験票 | 忘れると受験不可 |
| 工具一式 | 前日夜に袋に入れて準備 |
| 電工用メジャー | 寸法指定の作業で必須 |
| 筆記用具(鉛筆・消しゴム) | 配線図の確認時にメモ用 |
| 腕時計 | 会場に時計がない場合がある |
スマートフォンは試験中に使用できません。時計は必ず持参しましょう。
工具購入前に確認すべき3つのこと
1. 試験前に必ず練習する
工具を買っただけでは使いこなせません。P-958は慣れるまで操作が難しいです。最低でも10回以上の練習が必要です。
試験1ヶ月前には工具を揃え、候補問題の練習を始めましょう。
2. 安すぎる工具には注意
Amazonで1,000円以下の圧着工具は粗悪品があります。刻印が正しく入らない可能性があります。試験に合格するための投資と割り切り、信頼メーカーの製品を選びましょう。
信頼できるメーカーは次の通りです。
- ホーザン(HOZAN)
- マーベル(MARVEL)
- デンサン(DENSAN)
- ロブスター(LOBSTER)
- フジ矢(FUJIYA)
3. セット購入後でも工具の追加は可能
練習してみて「この工具が使いにくい」と感じたら、個別に買い替えて構いません。試験まで時間がある段階で判断しましょう。試験1週間前に新しい工具に変えるのは逆効果です。
まとめ:2026年版 技能試験の工具選びポイント
- 必須工具は7種類。まずこれを揃える
- 最重要工具はVVFストリッパー。ホーザン P-958が最有力
- 圧着工具は必ずJIS C 9711規格対応品(黄グリップ)を選ぶ
- 工具を持っていない人はセット購入(約16,000〜19,000円)がお得
- 一部持っている人は単品追加で合計11,000円前後に抑えられる
- 購入後は試験1ヶ月前から練習を開始する
工具選びに迷う時間より、練習時間を多く確保することが合格への近道です。
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