
第二種電気工事士の受験資格|年齢・学歴・経験は一切不要な理由
結論から言います。第二種電気工事士に受験資格はありません。年齢・学歴・実務経験、すべて不問です。中学生でも受験でき、合格すれば免状取得の申請が可能です。この記事では「誰でも受けられる理由」と「試験の全体像」を具体的に解説します。
目次
第二種電気工事士に受験資格がない理由
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電気工事士法には受験者に対する制限規定がありません。
根拠となるのは「電気工事士法施行規則」です。
試験を実施する(一財)電気技術者試験センターも「受験資格はありません」と明記しています。
年齢制限がない理由
法律上、受験を制限する年齢規定が存在しないためです。
実際に中学生が合格した事例も複数あります。
試験センターの公式データでは、10代の合格者が毎年一定数います。
学歴制限がない理由
国家資格の中には「大学卒業以上」が要件のものもあります。
しかし第二種電気工事士は学歴不問です。
中卒・高校中退・学歴なしでも受験できます。
電気の知識さえあれば誰でも合格できる設計です。
実務経験がない理由
第一種電気工事士の免状取得には「3年以上の実務経験」が必要です。
一方、第二種は試験合格だけで免状を申請できます。
完全未経験の方でも受験から免状取得まで完結します。
まとめ:受験資格ゼロの3条件
- 年齢:不問(小学生でも受験可能)
- 学歴:不問(中卒・高校中退も可)
- 実務経験:不問(完全未経験でもOK)
免状取得には条件がある?注意点を解説
「受験資格なし=免状もすぐもらえる」ではありません。
免状の申請には都道府県知事への申請手続きが必要です。
未成年者の注意点
試験合格に年齢制限はありません。
ただし「電気工事業者として独立して仕事を請け負う」場合は別途確認が必要です。
免状自体は未成年でも取得できます。
学生が就職・進学の武器として取得するケースは非常に多いです。
免状申請に必要なもの(2026年版)
- 合格通知書(または合格証書)の写し
- 住民票(本籍地記載・マイナンバーなし)
- 写真2枚(縦4cm×横3cm)
- 収入証紙(都道府県ごとに異なる・約5,200円前後)
申請先は住所地の都道府県窓口です。
免状の受け取りまで2〜4週間かかります。
2026年版 試験日程・申込スケジュール
📖 参考書・テキスト
第二種電気工事士の試験は年2回あります。
上期と下期に分かれており、どちらかを選べます。
| 項目 | 上期(2026年) | 下期(2026年) |
|---|---|---|
| 申込期間 | 2026年3月中旬〜4月上旬 | 2026年8月中旬〜9月上旬 |
| 筆記試験 | 2026年5月下旬〜6月上旬 | 2026年10月下旬〜11月上旬 |
| 技能試験 | 2026年7月下旬 | 2026年12月下旬 |
| 受験手数料 | 9,600円(インターネット申込)/9,900円(郵便申込) | |
※正確な日程は(一財)電気技術者試験センターの公式サイトで必ず確認してください。
上期・下期どちらを選ぶべきか
初学者には上期受験をおすすめします。
理由は3つあります。
- 万が一不合格でも同年の下期に再挑戦できる
- 3月から学習を開始すれば約2ヶ月の準備期間を確保できる
- 7月に技能試験が終わるため、夏休み前に取得が完結する
試験の合格率・難易度を数字で確認
難易度は国家資格の中では「易〜中程度」です。
直近の合格率データ
| 年度 | 筆記合格率 | 技能合格率 | 最終合格率 |
|---|---|---|---|
| 2023年(上期) | 64.6% | 71.8% | 約46% |
| 2023年(下期) | 58.6% | 70.3% | 約41% |
| 2024年(上期) | 61.7% | 72.1% | 約44% |
最終合格率は40〜50%前後で推移しています。
「2人に1人は合格できる」レベルの試験です。
しっかり準備すれば未経験でも十分に合格できます。
筆記・技能、それぞれの試験概要
筆記試験の概要
- 出題形式:四肢択一式・50問
- 試験時間:120分
- 合格基準:60点以上(100点満点換算)
- 出題範囲:電気理論・配線設計・法令・材料など
過去問の使いまわしが多い試験です。
過去10年分の問題を繰り返せば合格ラインに届きます。
技能試験の概要
- 出題形式:配線作業(実技)
- 試験時間:40分
- 候補問題:13問が事前公開される
- 合格基準:重大欠陥なし・軽微欠陥が2つ以下
候補問題は試験センターが事前に全13問を公開します。
この13問の中から1問が本番で出題されます。
つまり「何を作るか」が事前にわかる試験です。
全問練習すれば合格率は大幅に上がります。
技能試験で落ちる主な原因
- 電線の被覆を傷つける(重大欠陥)
- 結線の接続ミス(重大欠陥)
- 40分以内に完成できない(未完成=重大欠陥)
練習量が合否を直接左右します。最低でも各候補問題を2〜3回は練習してください。
独学・通信講座どちらが向いているか
独学が向いている人
- 電気の基礎知識がある人
- 毎日1〜2時間の学習時間を確保できる人
- テキスト代のみに費用を抑えたい人
独学の場合、テキスト代は3,000〜5,000円程度です。
技能試験の練習材料(工具・電線セット)は別途12,000〜20,000円かかります。
通信講座が向いている人
- 電気の知識がゼロの完全未経験者
- 独学で挫折した経験がある人
- 最短ルートで確実に合格したい人
主要な通信講座の費用は25,000〜50,000円前後です。
動画解説・練習キット・添削がセットになっています。
| 講座名 | 費用(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| ユーキャン | 約59,000円 | フルサポート・実技材料付き |
| 翔泳社アカデミー | 約28,000円 | コスパ重視・動画中心 |
| 電工試験の虎 | 約15,000円〜 | 技能試験特化型 |
よくある質問まとめ
Q1. 何歳から受験できますか?
年齢制限はありません。何歳でも受験できます。
実際に小学生・中学生の合格者が存在します。
Q2. 外国籍でも受験できますか?
受験できます。国籍に関する制限もありません。
ただし試験問題はすべて日本語で出題されます。
Q3. 筆記試験に合格して技能試験を落ちたら?
翌年度の技能試験のみを受験できます。
筆記試験は再受験不要です(有効期間は翌年度まで)。
Q4. 合格後すぐに電気工事の仕事ができますか?
免状取得後はすぐに仕事ができます。
ただし「一般用電気工作物」の範囲内に限られます。
高圧設備などの工事には第一種電気工事士が必要です。
Q5. 試験の申込はどこでできますか?
(一財)電気技術者試験センターの公式サイトから申込できます。
インターネット申込と郵便申込の2種類があります。
インターネット申込のほうが手数料が300円安いです。
まとめ:第二種電気工事士は「誰でも挑戦できる」国家資格
- 受験資格はゼロ。年齢・学歴・経験すべて不問
- 2026年の試験は上期・下期の年2回実施
- 合格率は40〜50%。しっかり準備すれば未経験でも合格できる
- 筆記は過去問対策、技能は候補13問の練習が合否を決める
- 免状取得まで実務経験は一切不要
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※本記事の情報は2026年版として作成しています。最新情報は必ず(一財)電気技術者試験センターの公式サイトでご確認ください。
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