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2026年試験対策|第二種電気工事士の過去問分析と合格体験談【現役電工が解説】

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2026年試験対策|第二種電気工事士の過去問分析と合格体験談【現役電工が解説】

2026年の第二種電気工事士試験で合格したいなら、過去問10年分の徹底分析が最短ルートです。筆記試験の合格に必要な正答数は50問中30問。過去問を繰り返せば、8割の問題は見たことのあるパターンになります。

この記事では、電気工事士歴18年の私が実際の試験傾向を分析し、2026年版の攻略法をまとめました。


2026年版|第二種電気工事士の試験概要をまず確認

まず基本情報から押さえます。

項目 内容
上期筆記試験 2026年5月下旬予定
上期技能試験 2026年7月下旬予定
下期筆記試験 2026年10月下旬予定
下期技能試験 2026年12月下旬予定
受験手数料 9,300円(インターネット申込)
筆記合格率(直近平均) 約60〜65%
技能合格率(直近平均) 約70〜75%
最終合格率 約40〜45%

最終合格率は約40〜45%です。

「簡単」と言われますが、ノー勉では落ちます。

準備なしで挑んで落ちた人を、現場で何人も見てきました。


過去問分析|筆記試験で頻出する分野TOP5

18年のキャリアで私自身が試験に向き合い、また後輩たちの勉強を何十回もサポートしてきました。

その経験から断言します。

過去問10年分を3周すれば、筆記は必ず受かります。

その前提で、出題頻度の高い分野を紹介します。

第1位:電気理論(毎年8〜10問出題)

オームの法則・キルヒホッフの法則・電力計算が毎年必ず出ます。

計算問題が苦手な人は多いですが、パターンは限られています。

出題される回路は「直列」「並列」「直並列」の3種類だけです。

この3パターンを20問ずつ解けば、本番で初見の問題はほぼ出ません。

現場エピソード:実際に私が18年前に受験した際、電気理論の計算問題を全捨てして受験した同期が2人いました。2人とも不合格。計算問題だけで10問あるので、全部落とすと残り40問で30問正解しなければならなくなります。数学が苦手でも、最低限の計算パターンは身につけてください。

第2位:配線図(毎年10問出題)

配線図問題は毎年必ず10問出題されます。

全体の20%を占める最重要分野です。

電気記号の読み方と、図面上の器具の数え方を覚えれば解けます。

過去問で出てくる図面パターンは20種類ほどに絞られます。

繰り返せば必ず得点源になります。

第3位:電気工事の施工方法(毎年6〜8問出題)

ケーブルの種類・工事の種類・使用工具が問われます。

「どの場所でどの工事が使えるか」を覚えるのがポイントです。

例:VVFケーブルは点検できない隠蔽場所でも使える。

例:金属管工事は乾燥した場所でも湿気のある場所でも使える。

これを場所×工事種類の表にまとめると覚えやすいです。

第4位:電気機器・材料(毎年5〜7問出題)

変圧器・電動機・照明器具の特性が問われます。

計算問題と組み合わせで出ることが多い分野です。

特に三相誘導電動機の始動法と速度制御は頻出です。

第5位:法令・規則(毎年5〜6問出題)

電気工事士法・電気設備技術基準が中心です。

暗記系なので、直前1週間の詰め込みで十分間に合います。

特に「作業できる範囲」「免状の返納義務」「罰則規定」が頻出です。


過去問の具体的な使い方|合格者がやった3ステップ

過去問を「ただ解く」だけでは伸びません。

正しい使い方があります。

ステップ1:まず10年分を1周「見る」(所要時間:約15時間)

最初から全問解こうとしないでください。

1周目は「どんな問題が出るか」を把握するだけでOKです。

答えを見ながら読み進める「流し読み」でいいです。

1年分を約1.5時間で読める計算です。

10年分で計15時間、これが基礎固めになります。

ステップ2:苦手分野に絞って2周目(所要時間:約20時間)

1周目で「難しかった」と感じた問題に付箋を貼ります。

2周目はその付箋問題だけを解きます。

解けた問題の付箋は外す。解けなかった問題は付箋を残す。

この作業を繰り返すと、苦手分野が可視化されます。

ステップ3:直前2週間で模擬試験を5回繰り返す

試験2週間前からは時間を計って解きます。

筆記試験の制限時間は2時間です。

本番と同じ条件で解くことで、時間配分の感覚がつかめます。

5回解いて4回以上30点超えれば、合格ラインに達しています。

合格者データ(私の周囲20人の実績)
平均勉強時間:筆記60〜80時間、技能30〜40時間
過去問の使用年数:最低5年分、合格者平均は8年分
1日あたりの勉強時間:平均1〜1.5時間(約2〜3か月継続)

技能試験の攻略|過去問候補13問をすべて練習する

技能試験は毎年13問の候補問題が事前公開されます。

本番はその中から1問が出題されます。

つまり、13問すべてを完成できれば合格が確約されます。

技能練習に必要な材料費の目安

練習用の材料セットを購入するのが最も効率的です。

1回分の材料セットは約7,000〜10,000円で購入できます。

最低3回は練習したいので、合計2万〜3万円の予算を見てください。

工具セットは別途5,000〜15,000円ほどかかります。

合計の試験関連費用の目安は以下のとおりです。

費用項目 金額目安
受験手数料 9,300円
テキスト・過去問集 2,000〜4,000円
技能練習材料(3回分) 21,000〜30,000円
工具セット 5,000〜15,000円
合計目安 37,300〜58,300円

技能試験の制限時間と合格基準

制限時間は40分です。

「欠陥なし」であれば合格になります。

欠陥の種類は「重大欠陥」と「軽微な欠陥」の2種類です。

重大欠陥が1か所でもあれば即不合格です。

よくある重大欠陥は「極性の間違い」「絶縁被覆のはみ出し10mm以上」です。

現場から一言:18年で現場に入ってくる新人を200人以上見てきました。技能試験に落ちる人のパターンは決まっています。「時間内に完成できない」か「絶縁被覆の処理が雑」のどちらかです。練習で毎回35分以内に完成できるようになれば、本番で焦らずに済みます。30分台で完成できるようにしておくと、見直し時間が生まれます。

2026年対策におすすめの過去問集3選

市販の過去問集を3冊紹介します。

どれも私が実際に確認したものです。

1. 「ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問題集」(ツールボックス)

価格:約2,500円(税込)

収録年数:10年分

解説が丁寧で、図解が多いのが特徴です。

初学者にも読みやすい構成になっています。

筆記試験対策の1冊目として最も適しています。

2. 「第二種電気工事士 過去問題集」(オーム社)

価格:約2,800円(税込)

収録年数:10年分

解説が簡潔で、素早く回せます。

2周目・3周目の高速回転用として使いやすいです。

3. 無料アプリ「電工試験の虎」

価格:無料(一部有料)

スマホで隙間時間に解けるのが最大のメリットです。

通勤中・休憩中の5〜10分を積み上げられます。

紙の過去問集と並行して使うのがおすすめです。


合格後の年収・副業・就職活用|資格の価値を最大化する

せっかく取るなら、資格をフル活用してください。

電気工事士の平均年収と年収アップの目安

第二種電気工事士を持つ電気工事士の平均年収は約380〜450万円です。

第一種まで取得すると平均480〜550万円になります。

施工管理技士を追加取得すると600万円を超えるケースも多いです。

資格手当は会社によって異なりますが、月5,000〜20,000円が相場です。

副業で稼ぐ方法|週末だけで月5万〜15万円も可能

第二種電気工事士があれば、一般住宅の電気工事ができます。

コンセント増設・照明交換・エアコン電源工事などが対象です。

1件あたりの工賃は1万〜5万円が目安です。

週末2〜3件こなすだけで月10万円を超える副業収入になります。

クラウドソーシングではなく、地元の工務店や不動産管理会社と繋がるのが早道です。

転職市場での評価|電気工事士の求人は年中あります

電気工事士は慢性的な人手不足業界です。

2026年現在、電気工事士の有効求人倍率は全国平均を大きく上回っています。

未経験でも資格さえあれば採用される現場が多いです。

特に太陽光・EV充電設備の工事需要が急増しており、将来性は高いです。


私の合格体験談|18年前の受験で後悔したこと

最後に、私自身の話をします。

18年前、私は第二種電気工事士を受験しました。

当時は過去問集を1冊だけ買い、5年分だけ解きました。

筆記は運よく合格しましたが、技能試験で1回落ちました。

原因は明確でした。

練習量が圧倒的に足りなかったのです。

候補問題13問のうち、練習したのは7問だけでした。

本番で出題されたのは、練習していなかった問題でした。

結果、時間内に完成できずに不合格になりました。

翌期に再挑戦し、今度は13問すべてを最低3回ずつ練習しました。

本番は28分で完成し、余裕で合格しました。

この経験から言えることは1つです。

手を抜くと必ず代償が来ます。

特に技能試験は練習量がそのまま結果に直結します。

時間とお金をかけて、全問練習することを強くすすめます。

2026年版・合格スケジュールの例(上期受験の場合)

2月〜3月:テキストで基礎知識をインプット(約40時間)
4月〜5月上旬:過去問10年分を3周(約40時間)
5月下旬:筆記試験本番
6月〜7月上旬:技能13問を全問3回練習(約30時間)
7月下旬:技能試験本番

合計勉強時間の目安:約110時間


よくある質問(FAQ)

Q. 過去問は何年分解けば合格できますか?

A. 最低でも5年分、できれば10年分を解いてください。合格者20人の平均は8年分でした。過去問は繰り返し出題されるパターンが多く、10年分を3周すれば初見の問題はほぼなくなります。

Q. 電気の知識がゼロでも合格できますか?

A. 合格できます。実際に私の周囲でも文系出身・電気未経験で合格した人は多いです。ただし、勉強時間が知識ゼロから始める場合は120〜150時間ほど必要です。計算問題を丸暗記で乗り切ろうとせず、基本のオームの法則だけ理解してから過去問に入ると効率的です。

Q. 筆記試験に合格したのに技能試験で落ちた場合、また筆記から受け直しですか?

A. 次回の技能試験は筆記免除で受験できます。ただし、免除は翌年度末まで有効です。例えば2026年上期の筆記に合格した場合、2027年下期の技能試験まで筆記免除で受験できます。

Q. 技能試験の練習は独学でできますか?それとも講座を受けたほうがいいです

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